組込みパソコン、SBC基板、産業用マザーボード

2025年09月30日

Avalue、エッジコンピューティングとスマートアプリケーション統合を強化するEPIC規格のSBC(シングルボードコンピューター)「EPI-ARLS」を発表

台湾台北― Avalue Technology Inc.(TAIEX: 3479-TW)は、組込み産業用途に特化したコンピューターメーカです。

 

産業および組込み用途向けに新しく設計されたEPIC規格SBC(シングルボードコンピューター)「EPI-ARLS」 を発表しました。コンパクトなサイズでありながら高性能、豊富なI/Oインターフェース、柔軟な拡張性を兼ね備えており、スマート製造、医療監視、エッジコンピューティング、スマート農業など多様な分野における過酷な環境課題に対応します。

 

 

EPI-ARLS は、Intel® Arrow Lake-S アーキテクチャに基づく Intel® Core™ Ultra シリーズ・プロセッサーを搭載し、最大 35W TDP で高性能かつ省電力です。これは、限られたスペースでの設置やリアルタイムデータ処理が求められるアプリケーション環境に特に適しています。

本製品は EPIC規格(165 x 115 mm) のコンパクトな設計を採用しており、1x 262-pin SO-DIMM スロットを備え、最大48GBの DDR5 5600/6400MHz デュアルチャネルメモリをサポート。これにより、高速なデータ解析やAI推論のニーズに応えるだけでなく、システム統合や空間設計の簡素化にも貢献します。

 

 

拡張性の面でも、EPI-ARLS は優れた柔軟性を備えています

 

M.2 Key-E スロットx1とM.2 Key-M スロットx2(※Q870チップセット構成時のみデュアル Key-M をサポート)を搭載しており、無線モジュール、NVMe SSD、SATAデバイスなどの接続に対応します。

 

また、I/Oインターフェースも豊富で、以下のような構成を実現しています:

 

 

映像出力では、EPI-ARLS はDP 2.0、HDMI 2.0、LVDS/eDP による3画面同時出力に対応しており、最大8K解像度の表示も可能なため、産業用画像処理、マルチディスプレイ表示、ビジュアルアプリケーションなどにおいて強固なプラットフォームを提供します。

 

 

EPI-ARLS の応用分野は多岐にわたり、以下のような領域で高い有用性を発揮します:

 

 

Mini-ITXプラットフォーム(170mm x 170mm)と比較して、EPIC規格のシングルボード(165mm x 115mm)は、拡張性と省スペース性を両立しており、特にロボットアーム、高速カメラモジュール、レーザー切断装置など、サイズと性能の両立が求められるシステムに最適です。

 

 

EPI-ARLS は、Q870 と H810 の2種類のチップセットバージョンを提供:

 

 

モジュール化されたプラットフォーム設計と柔軟な構成オプションにより、EPI-ARLSは、EPICシングルボードコンピューターの可能性をさらに拡張し、より多様な応用現場への展開を実現します。

 

 

EPI-ARLS 主な特長

 

 

 

 

問い合わせ先
営業本部
Tel:03-5807-2321
Mail: info-ajp@avalue.co.jp
Web:http://www.avalue.co.jp/

Avalue Technology について

 

Avalue Technology(TAIEX: 3479-TW)は、プロフェッショナルな産業⽤コンピュータメーカであり、x86 および RISC アーキテクチャ製品の開発に特化しています。産業および組み込みマザーボード、産業コンピュータ、パネル PC、システムオンモジュール、POS 端末、タブレット、ソフトウェア、さまざまな IoT 対応製品などに対応しています。Avalue は PCB / 組⽴ / BIOS バージョン管理およびあらゆる種類のアフターサービスにおいて専⾨知識を提供して います。

 

ISO 9001:2015、ISO 13485:2016、ISO 14001:2015、ISO-45001: 2018 の認証を取得しており、顧客に対してすべての業務⾯で安心をお届けしています。台湾を拠点とし、上海、ニュージャージー、カリフォルニア、東京にオフィスを構えるグローバルな⼦会社網を運営しています。

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